パチンコヒーローズをご覧いただきありがとうございます。
正社員紹介キャリアコンサルタントの小林です。

今回はパチンコ業界で活躍している方にインタビュー企画してきました。
インタビューにご協力いただいたのは、鷺沼ターキーの外川様（主任）です。

（小林）
本日はお忙しいところ、お時間をいただきまして誠にありがとうございます！今日はどうぞ、よろしくお願いします！

（外川）
記事になるか分かりませんが、よろしくお願いしますww


（小林）
外川さん、いきなりですけど今ターキーさんに入社して何年目になりますか？？

（外川）
26歳の時に入社したから、えーと、今は9年目ですね。もう9年も経ったんですねww


（小林）
確かに早いですね！僕が初めてお会いしてからもう9年ですか！
ところで、ターキーさんに入社される前は何をされてたんですか？？

（外川）
前職は半導体機器を製造するための装置のメーカーで営業をしてたんですよ。
「シリコンを100ミクロンまで薄くする装置」みたいなの、ラッピング装置って言うですけどね。こういうお客様ごとにニーズに応えてその装置を作るんです。そして、お客様に納品して装置を稼働させる。なかなか専門的な業界だったんですが、その分貴重な体験もたくさん出来ましたね。


（小林）
それはかなり専門的な業界ですね！
専門的な知識が必要そうで、結構苦労なさいました？？

（外川）
専門知識はある程度必要ですけど、装置を作るのは完全に技術者だったのでそこは意外に大変なポイントじゃなかったんですよね。
むしろ、それよりもお客さまの信頼を勝ち取るのが一番大変でした。
なにせ若かったですし、装置の価格は1,000万円単位ですから「もっと上の人から説明を聞きたい」とかお客様に言われて悔しかったですね。
早く信頼をもらおうと必死で頑張りました。


（小林）
確かに、若い頃は僕もそうでした。
早く成長してお客様と対等に話せるようになろうと頑張ってました。

（外川）
みんなそういう時期があるんですねwww


（小林）
ですねww
で、その会社さんの後は現在のターキーさんですか？？

（外川）
そうですね！

（小林）
ターキーさんの入社の経緯を聞いても良いですか？

（外川）
はい、実はですねww
求人に「鷺沼ボウル」って書いてあったので、ボーリング場の正社員だと思って応募したんですよねww
それで、面接してもらったらパチンコ部門の求人だったんです。
でも、前職の営業で仕事はなんでも自分で切り開くしかないと学んでいたので業種にこだわらずチャレンジしてみようと思い飛び込んでみたんです。


（小林）
えー！そうだったんですか！
確かに、鷺沼ボウルって書いてあったらそう思うかも知れませんねww
そして、仕事に対する価値観素晴らしいですね。本当にそうだと思います。
入社した当時の印象はいかがでした？

（外川）
働く前に少しは遊技したことあったので、環境には驚かなかったですね。
当時は若い仲間と働けているのが楽しかったですね、前職は年上の方ばかりで同年代は一人もいませんでしたから。
アルバイトの子たちもみんな優しく迎えてくれましたし。
ただ、島の仕組みとか、女性でもかなりの玉箱を持っているのを見て驚いた記憶があります。
女性でもあんなに重いもの持てるんだって。


（小林）
なるほどなるほど。
楽しくスタート出来たのは良かったですね！
ターキーさんは昔から仲の良いお店でしたからね！

（外川）
ただ、一方で目の前の接客サービスや作業をやっているだけは、自分自身の成長になるのだろうか？という不安が同時にありました。 同じことが理由でずっと続けていけるのかも不安でしたね。

（小林）
そうですよね。
接客など現場での仕事は大切ですし、やりがいもあるんですけどその不安は確かに拭えないですよね。
そこから、何をモチベーションに今まで頑張られたんですか？

（外川）
その頃は、アルバイトスタッフとの距離が近く指導・教育なども行っていたんですけど、ある会議で教育方針（方法）が効果的じゃないと思ったんです。
まだ新人だったってこともあって、会議では基本意見を言わないような振る舞いだったんですが、この時ばかりは徹底的にNOを言いまして。
スタッフの育成に大事だと思うことを先輩・上司の前で意見したんです。
今思えば、この頃のモチベーションはこの一件を機にスタッフの育成だったのかも知れませんね。


（小林）
おぉー、勇気のある行動でしたね！
そして、素晴らしい行動ですよね。
ちなみに、外川さんが大切にしたい教育方針って少し聞かせていただけますか？？

（外川）
うまく言えるか心配なんですがww
当時はですね、みんな同じように「声を出せ！」「お辞儀はこうやれ！」みたいな感じでスタッフ一人一人の考えを無視したやり方だったんですよね。
でも、スタッフはちゃんと考えてる、お客様の事を見てるって知ってたんです。
それに、スタッフごとに長所があると思っていたんです。
そのスタッフに合った育成方法があると思っていたんです。
何より大事なのはスタッフの「気づく力・考える力」を育成する事だと思っていたので、形だけを徹底的に頭ごなしに指導するのは効果的じゃないと伝えんですよね。 
正直、「気づく力」に勝るものはないと思います。
「気づき力」最強ですよwww


（小林）
なるほど！
やり方ではなく、在り方の教育をしようというご意見だったんですね。
とても素晴らしいと思います！
ちなみに、勤めてから一番辛かったこと、大変だったことって聞かせてもらえますか？？

（外川）
うーん、なんでしょうね。
あ、でも研修を受けた時ですかね。


（小林）
研修ですか？？

（外川）
そうですね。
僕がある程度のポジションと責任を任せてもらえるようになった頃なんですけど、簡単に言えば少し天狗になってたんですかね。
そして、同時に毎日同じことの繰り返しだなぁってモヤモヤしてた（辞めようか悩んでいた）時期でもあるんです。
あと、勤務時間も辛いなぁと思っていましたね。
営業職の時はとにかく成果を出せば良くて、時間に縛らられている感覚はありませんでしたから。さすがにお店が営業しているので、こればっかりは仕方ないんですけどね。
そんな時ですね、社長が外部の研修講師を呼んでくれて受けた研修が刺激的でした。


（小林）
倦怠期と言うか、安定期というか。
そういう時期ですね。
どんなふうに刺激的な体験だったんですか？？

（外川）
体験型の研修だったんですけど、その中のフィードバックで
「全然ダメ！お前の考えも振る舞いもお客様目線にいない。自分の事ばっかり考えている！考え方が変わらないとずっとそのままだ！」 
とボコボコに言われたんですよ。 
ある程度仕事に自信が芽生えてた頃だったんで、とにかく悔しくてですね。
悔しいというか、ムカついてしょうがなかったんですよね。
で、それからその先生を見返すためにもう一回必死で頑張りました。


（小林）
うわー、そんなに言われたんですか！？
確かにそれは悔しいですね。。。
その後、頑張った結果は先生に見てもらえたんですか？

（外川）
はい、一年後にもう一度その先生の研修があったんですが、その時に
「よく頑張ったな」って褒めてもらえて、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。


（小林）
おぉー、それは嬉しいですね。
頑張った甲斐がありましたよね！！
ちなみに、一番嬉しかった出来事はその時ですか？？

（外川）
これも嬉しかったんですが、
主任に昇格した時が一番でしたかね！
認めてもらったって感じました。


（小林）
昇格や昇進は嬉しいですよね！
これからのビジョンを聞いても良いですか？

（外川）
そうですね。
「稼働が上がった・下がった」という結果はもちろん大事なんですがその要因を把握できるような仕組みを作りたいですね。 
なぜ、お客様は他ではなくターキーに来てくれているのか？
こういう理由や要因が分からないと戦略も打てないですからね。
しっかり要因を見極めて、それを強化する。
ちゃんとお客様の喜んでくれる事をわかってそれをする。
その結果、成果は後から付いてくると思うんです。
どうしても結果ばかりに目が行きがちな業界ですけど、ビジネスはなんでも因果があると思うんです。
これを明らかにしていきたいですね。


（小林）
めちゃ論理的ですね！
そして、結果は後から付いてくるという考え方、僕も大賛同です。
ここまで、長時間お話いただいてありがとうございます。
最後に、これからパチンコ業界に一歩を踏み出す方、あるいは、パチンコ業界への転職を考えている最中の方にメッセージをいただければと思います。

（外川）
そうですね。
なんというか、「なぜ働きたいのか？何が面白いのか？」を明確にすると良いと思います。 パチンコ屋さんの面白みって実は入社してから少し後に分かってくると思うんです。
例えば、機械台の選定や中古機価格、広告費用、各種費用対効果などは入社すぐには触れない内容なんです。
でも、こういう部分に触れさせてもらって、
どうやってお店が成り立っているのか？どうやって利益が出るのか？
そのためには何をすれば良いのか？
を考えるようになると本当の意味で「面白い」んですよね。
最初の何年かはこういった事に触れられないので僕もつまづきましたが、どうせ始めるならここに至るまで頑張ってほしいと思います。
あれ、うまく話せてますかねww


（小林）
めちゃ話せてます！！
そして、すごい素敵なメッセージをありがとうございます。
きっと、「分かる！」って方が業界にたくさんいらっしゃると思います。

本日は長時間に渡ってお話聞かせていただいて本当にありがとうございました！
これからもよろしくお願いします！！

（外川）
こちらこそありがとうございました！