こんにちは！
サービスプロバイド事業部の小林です。
今回はパチンコ店などで研修事業をされているオーガナイズ・スタッフ・マネージメント株式会社の奥本様に、経歴・経験やスタッフ教育の極意などインタビューしてきました。
トレーナーならではの視点がたっぷりですので、是非ご覧ください！
（小林）
奥本さん、今日はお時間いただいてありがとうございます！
よろしくお願いします！
（奥本）
こちらこそ、よろしくお願いします！
（小林）
では、早速ですが！
業界に携わったのは何歳くらいからですか？
（奥本）
えーと、29歳くらいですね。
中学校の同期が派遣会社を経営していて、そこでコーディネーターをやり始めたんです。
当時は現場も入りながらアルバイト採用をしてましたね。
（小林）
そうだったんですね！
まさに、弊社の派遣事業と同じですね！
（奥本）
そうなんですよww
（小林）
それから、その派遣会社ではどんなキャリアを築かれたんですか？
（奥本）
その派遣会社では取締役営業部長までやらせてもらったんですよね。
で、その後にフルキャストさんがM&Aしたんです。
（小林）
なるほど！
てことは、フルキャストさんで研修・教育部門に携わり始めたんですか？
（奥本）
いえ、その後事業譲渡などありまして、最終的にはディーナネットワーク株式会社、教育チームの責任者に就任するんです。
この頃に教育プログラムの作成や改変に携わり始めました。
スタッフのマイスター制度作成や、企業研修の実施もし始めましたね。
（小林）
なるほど、なるほど。
トレーナーの奥本さんが誕生したわけですね！
その後、独立されたのはいつ頃ですか？
（奥本）
独立したのは5年前ですね。
研修サービスを提供しながら、合同会社も作りパチンコ店経営シミュレーションゲームの開発もしました。
（小林）
あ、PMSGですね！
あれは最高に面白いし、すごく良い学びになりますよね！
（奥本）
ありがとうございます！
是非、宣伝お願いしますww
（小林）
もちろん、宣伝させていただきますww！！
では、今度は研修トレーナーの目線で感じていること・見えているものをいくつか聞かせてください！
まずは、「研修トレーナーとして一番達成感を感じる瞬間」はどんな時ですか？
（奥本）
これはやはり、研修を受けてくれた方々の成長を感じられた時ですね。
研修の中のワークで「口コミだけで集客する」というものがあるんですが、スタッフさんが一生懸命取り組んだ結果、そのお店の平均稼働が倍になった時は驚きましたし、嬉しかったですね。
あとは、研修の終わりに花束や寄せ書きをもらった時はやっぱり感動しますよね。
（小林）
そのワークは面白いし、効果的ですね！
そして、倍は相当すごいですね！！
では、逆に「トレーナーとして一番辛かった経験」も教えてください。
（奥本）
そうですね。
現場とオーナーの方向性が違うケースですね。
現場の社員さん、スタッフと一生懸命創ってきたものを鶴の一声で終わりにされる（覆される）感覚は何とも言えない悔しさと寂しさがあります。
（小林）
なるほど。
僕も評価制度の構築をお手伝いさせていただいた時に同じような経験をしたことがあります。
やはり、組織のトップから巻き込んでいかないと本当の意味での効果は出ないんだなぁと学びました。
（奥本）
いや、本当にその通りなんですよね。
代表としっかり方向性を合わせてからスタートすることは本当に大事です。
（小林）
その通りですね（しみじみ）。
では、次なんですが「トレーナーから見るパチンコ店スタッフのやりがい」とは何だとお考えでしょうか？
（奥本）
パチンコ店の接客ってすごく難しいと思うんですよね。
だからこそ、その難しいサービスや接客が出来れば、どんな業界でも通用すると思うんです。
そんな難しい業界で接客・サービスを提供して、自分のファン作りにチャレンジ出来ること
自体がやりがいだと思います。
（小林）
ありがとうございます！
チャレンジ自体がやりがい、素敵な捉え方だと思います。
では、そんな「接客サービスの一番の強化ポイント」って何だとお考えですか？
（奥本）
「お客様との接点作り」だと思います。
時勢的に「接点は少ない方が良い」「最低限で良い」と言う方もたくさんいますが、僕は逆です。
パチンコ店の業務はかなりルーティン業務です。
ルーティン業務を黙々とやることではなかなか楽しい体験は出来ませんし、ESが上がるきっかけは少ないです。
反対に接客はルーティンではありません。
お客様と接点を持つことで、色々な体験が出来て刺激的です。
そして、何より楽しい体験もたくさん出来ます。
この体験がESを向上させ、CSに転化される。
これが理想の形です。
だからこそ、接客・サービスをもっと楽しんで欲しいと思います。
（小林）
本当にそうですね。
やはり、「接客業」というからには接客を楽しんでもらいたいですよね！
では、ちょっと答えづらいかも知れませんが・・・
「流行ってるお店と、そうでないお店の違い」について考えを聞かせてください。
（奥本）
なるほどww
ズバリ「店長」です。
もう少し具体的に言うと「店長の参加度合い」です。
流行っているお店ってスタッフが活き活きしているんですよね。
では、この活き活きはどこから来るのかというと、トップのマネジメントだと考えています。
スタッフのモチベーション管理、日常的な関わり合いを大切にしているお店は強い。
時には現場にも一緒に出るし、休憩中のご飯も一緒に食べる。
もちろん、研修にも一緒に参加する。
つまり、「距離が近い」店長ですね。
こういうお店は流行っている事が非常に多いです。
（小林）
やっぱり、企業でも店舗でもトップが大事ですね。
ズバリ教えてくれてありがとうございます。
では、最後になりますが
「パチンコ業界のオススメ要素」を教えてください！
（奥本）
「圧倒的に出世が早い」ことですね。
店長になれるスピードがこんなに早い業種は滅多にないと思います。
つい、この前新入社員研修をやった方が気づけば店長なんてこともしばしばですww
（小林）
確かにそう言われるとそうですねww
（奥本）
それに昔に比べれば環境面もだいぶ良くなりました。
タバコの煙もなくなったし、半分以上がパチンコ店未経験で入社する。
変な意味で「特殊」業界ではなくなったわけです。
だからこそ、接客サービスを磨くために是非チャレンジして欲しいなと思います。
（小林）
そうですね。
昔はタバコ吸わない人にはなかなかきつい現場でしたからねww
確かに今はそんなに特殊な仕事じゃないのかも知れませんね。
今日は答えづらいことも含めて、オープンにお話聞かせていただいてありがとうございました！
（奥本）
こちらこそ、ありがとうございました！
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