「パチンコ業界の転職を考えているけど、年末年始は休暇を取れるの?」
「他の大型連休も、休暇が取れる?」
このような疑問を持っていませんか?
パチンコ業界は待遇が良いと言われていますが、正社員でも休暇はしっかり取れるのか、気になるところですよね。
そこでこの記事では、以下の内容をお伝えします。
- 年末年始休暇について
- 大型連休は休めるか
- 一般的な休暇の仕組み
- 休暇以外の福利厚生
- 正社員の労働時間
- 正社員の業務内容
ぜひ最後までお読みください。
目次
パチンコ業界の年末年始休暇は?
パチンコ業界において、年末年始の休暇はほとんどありません。
なぜなら、長期休暇はパチンコに来るお客さんが多いからです。
パチンコホールはサービス業なので、年中無休で営業している所がほとんどです。
定休日を設けている店舗は、珍しいと言えるでしょう。
ただし、年末年始は朝から晩まで働きづめかと言うと、そうではありません。
シフト制で勤務するので、基本的には早番か遅番のどちらかになります。
とはいえ、全ての会社が同じ条件ではありません。
年末年始は人が足りない、という理由で朝から晩まで働くケースも見受けられます。
逆に、元旦は営業をお休みしているパチンコ店もあるようです。
こういった違いは、パチンコ店の方針や規模によっても変わります。
働き始める前に、実際の店舗に行って、忙しさを確認してみるのも1つの方法です。
基本的には、パチンコ業界で働くなら年末年始は出勤と思っておいた方が良いでしょう。
パチンコ業界で、大型連休は休めるの?
ゴールデンウィークやシルバーウィークなどの3連休も、パチンコ業界では書き入れ時と言われています。
そのため、基本的には出勤となります。
とはいえ、大型連休も年末年始と同様に、1日中働き続けるわけではありません。
ほとんどのパチンコ店が、シフト制を導入しています。
年末年始の休暇が難しいように、サービス業では休日が忙しくなるのが必須の職業です。
大型連休も、基本的に出勤と考えておいた方が無難です。
パチンコ業界の一般的な休暇の仕組み
年末年始休暇や大型連休の休暇が取り辛いのであれば、いつ休暇をもらえるのでしょうか。
普段の休暇
年末年始休暇が取れないとなると「普段はしっかり休みを取れるのかな?」と、不安になってしまいますよね。
基本的に、パチンコ業界では月6日~8日の休暇を取れる会社が多いです。
しっかりと有給休暇も取得できます。
ただし、休暇は全て土日に取れるわけではありません。
平日に、交代で取っている会社が多いようです。
または、土曜日か日曜日、どちらか1日を休暇にできるというケースも見られます。
また、月間6日~8日の休暇の他に、「季節休暇」を導入している企業も。
1月や8月に、普段の休暇にプラスして、1日ほど休暇をもらえる場合が多いようです。
年中無休営業のパチンコ店の休暇
サービス業のパチンコ業界では、年中無休としているパチンコ店がほとんどです。
とはいえ、365日毎日営業しているかと言うと、実際は違います。
パチンコ店は、新台を入れ替える作業がありますよね。
新台入替やイベントの前日は、営業時間の終了後に、機器の搬入や準備作業をしなければなりません。
台数が多い店だと、台を入れ替えるだけで、相当大がかりな作業になります。
そのため、新台入替の前日を定休日としている店舗もあるのです。
年末年始や大型連休での休暇は難しいですが、新台入れ替えの日に休暇を取れる企業もあります。
パチンコ業界における、休暇以外の福利厚生
福利厚生とは、給料や休暇以外の面で、企業が従業員のために提供する支援のことです。
パチンコ業界の福利厚生は、しっかりと整っているので、ご紹介しますね。
福利厚生の例
パチンコ業界の福利厚生の主な例は、以下の通りです。
- 家賃補助
- 保険(雇用保険、労災保険、健康保険、介護保険、厚生年金保険など)
- 各種手当(店舗勤務手当、深夜手当、通勤手当、住宅手当など)
- 産前産後休暇
- 育児休暇
- 育児時短勤務
- 介護休暇
- 慶弔見舞金制度
休暇以外にも、色々な支援があることが分かります。
ただし、内容は企業によって様々なので、応募前にはしっかり確認するようにしてください。
お財布に嬉しい、家賃補助制度
特にパチンコ業界で好評だったのが、「家賃補助制度」でした。
社宅に住める会社もあり、家賃を大幅に節約できます。
給料から家賃を払い続けると、手元に残るお金が減ってしまいますよね。
しかし、会社から社宅が借りれるなら、手元に残るお金が増えるのです。
パチンコ業界で働く人は、社宅に住み、家賃を節約している人が多いようです。
パチンコ業界の労働時間
1日の勤務時間は、実働で7時間~8時間ほどです。
一般的に、早番や遅番の交代制で勤務します。
パチンコ店によっては、早番や遅番に加えて、中番があるところも。
営業時間は、ほとんどのパチンコ店が朝の10時~夜の22時、23時まで営業しています。
「24時間営業ではないの?」と思う人も多くいるかもしれません。
パチンコ業界には、パチンコ店等規制条例があり、24時間営業が禁止されているのです。
地域によって条例の適用が様々なので、日本全国の店舗が同じ営業時間であるとは限りません。
働く前に、営業時間のチェックも欠かさずに行いましょう。
パチンコ業界の業務内容
正社員がこなす、業務内容をご紹介します。
アルバイトとは違って、売上の管理や集客スキルを身に着ける必要があります。
1つずつ解説していきますね。
ホール業務
主にアルバイトの仕事ですが、正社員もホール業務を任されます。
新しく入社した場合は、ホール業務から覚えるケースが多いようです。
ホール業務の一般的な内容は、以下の通りです。
- 困っているお客様のサポート
- パチンコ台やフロアの清掃
- 新しい玉の供給作業
- パチンコ玉ケース(ドル箱)の運搬
他にも、クレームがあった場合は対応したり、エラーがあれば対応したりします。
基本的に、お客様がスムーズにパチンコを打てるよう、サポートする業務です。
カウンター業務
アルバイトが担当する店が多いようですが、教育のためには正社員も把握しておく必要があります。
カウンター業務の一般的な内容は、以下の通りです。
- 受付
- 景品の交換
- 店内のアナウンス
- 電話応対
ホール業務に比べて、体力の消耗は少ないです。
しかし、景品交換にミスがあってはクレームに繋がるので、精神的に疲れるという意見もあります。
スタッフの教育
アルバイトやパートを教育するのは、正社員の業務です。
スムーズにお店を回す上でも、コミュニケーションは怠らずに取るようにしましょう。
また、休憩回しも社員が行います。
1日の流れを把握し、忙しい時間帯にスタッフを多く配置するなど、店の状況を正確に把握する力が必要です。
売上の管理
売上の管理は、正社員が行います。
ただ単に売上を管理するだけではなく、店舗の売上をアップさせることも、業務の内容に含まれます。
そのためには、集客を増やすための方法や、お客様に満足してもらうにはどうすれば良いか、考えることも重要です。
マーケティング
集客を増やし、売上をアップさせるには、マーケティング力が必要です。
マーケティングと聞くと、少し難しく感じてしまいますよね。
しかし、競合店の調査やイベントの企画なども、立派なマーケティング業務です。
最近では、SNSを使って自社の宣伝をするパチンコ店も見かけるようになりました。
SNSから集客する方法を考えるのも、正社員業務の1つと言えます。
在庫管理・発注作業
在庫を管理するのも、業務の一環です。
設備の備品から景品など、発注を行う業務です。
アルバイトが発注をする場合もあるようですが、備品や景品のストック管理は責任も伴います。
そのため、社員もしっかりと把握しておく必要があります。
朝礼・終礼の進行
朝礼や終礼を導入しているパチンコ店が、ほとんどです。
朝礼ではスタッフが担当するエリアの確認や、営業の注意点などを共有します。
お店によっては「いらっしゃいませ」などの接客用語を、開店前に全員で唱和します。
朝礼では基本的に、1日の業務をスムーズに行えるよう、スタッフ全員で情報共有することが大切です。
終礼では、その日にあった出来事をスタッフ内で確認します。
売上目標の達成度を確認したり、反省点を振り返ったりします。
次の日の朝に出勤するスタッフへの連絡事項も、終礼の中で共有することが大切です。
役職がついた時の業務内容
どの会社にも役職があるように、パチンコ業界の正社員の中にも、役職ランクが存在します。
平社員から、班長や主任業務を経て、店長へ昇進するパターンが多いようです。
役職がつくと、より店舗運営と深く関わるようになります。
主な役職業務は、以下の通りです。
- 店内掲示物のレイアウト作成
- シフトの作成
- アルバイトの面接
- トラブルへの対応
- 遊技台の決定
もちろんお店や役職ランクによって、業務内容は変わってきます。
しかし、正社員として働き、企業への売上に貢献するには、こういった業務が欠かせません。
他にも、遊技台のエラー対応や、設備のトラブル対応などの責任は、役職者にあります。
そのため、遊技台の知識は必須のスキルです。
正社員として働くには、多くの責任が伴います。
【結論】パチンコ業界では、平日が主な休暇となる
パチンコ業界の正社員として、年末年始の休暇制度や福利厚生、労働環境についてご紹介しました。
パチンコ店の正社員になるには、特に資格も必要ないので、挑戦しやすい業種とも言えます。
しかし、サービス業なので、やはり休日の休暇取得は少し難しい面もあります。
「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、入社前にしっかり条件を確認しておきましょう。
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