次世代パチンコとして注目されている「スマパチ」をご存じでしょうか？
パチンコ業界で新たに登場したスマパチは、従来のパチンコに慣れ親しんだ人からすると、仕組みや遊び方の違いに驚くかもしれません。スマパチの登場により、パチンコ遊戯に新たな可能性と楽しみ方をもたらします。
この記事では、スマパチの基本情報や遊び方、従来のパチンコ台との違いまで詳しく紹介します。
目次
スマパチとは
スマパチは「スマートパチンコ」の略称です。
最大の特徴は、パチンコ玉が遊技台内部で循環し、持ち球を電子情報で管理する点です。
従来のパチンコ台と異なり、出玉やドル箱の管理が簡素化されており、パチンコ玉に触れることなくスマートに遊技できます。
各台にはパーソナルシステムなどの計数機が装備され、デジタルディスプレイで持ち玉数を表示し、ICカードで管理する仕組みが備わっています。
スマパチは2023年4月に導入が開始され、複数の遊技台メーカーから新台が発表されています。
スマスロとスマパチの違い
スマスロとスマパチの主な違いは、以下のとおりです。
- スマスロは、メダルを使わないパチスロ台
- スマパチは、玉を使わないパチンコ台
「スマスロ」とは「スマートスロット」の略称で、従来のパチスロで使用されているメダルを使用せずに、電子情報のみで借りたメダル枚数や持ちメダル枚数を管理する新しいパチスロ機です。
メダルを直接触ることなく遊技できるため、スマスロにはメダル投入口がありません。
一方、スマパチはパチンコ玉を直接触らない設計のため、台に上皿が無いのが特徴です。
スマパチのメリットは？
スマパチには様々なメリットが存在します。具体的なメリットは、以下のとおりです。
- パチンコ玉に触れずに遊技できるため衛生的
- パチンコ台へのパチンコ玉投入やドル箱の処理が不要となり遊技に集中できる
- 持ち玉の管理や移動・持ち運びの手間が不要になり、台移動や精算が簡単
- 獲得出玉や持ち玉を瞬時に把握できる
持ち玉の管理はICカードで行います。そのため、席を離れる際は玉をICカードに移します。トイレや食事で席を一時的に離れる場合も、ICカードさえ抜いておけば玉の盗難の心配は不要です。
スマパチの遊び方は？
スマパチには様々な台がありますが、一般的に以下のフローで遊戯を楽しんでいきます。具体的な手順を紹介いたします。
- 遊戯台の専用のユニットに紙幣またはICカードを挿入し、貸し出しボタンを押します。
- 遊戯台に持ち玉数がデジタル表示され、ハンドルを回して遊技を開始できます。（遊戯の遊び方は、従来のパチンコと同じです）
- 遊技を終了する際は、計数ボタンを押します。
- ICカードに玉数が記録されますので、ICカードを取り出し、完了になります。
従来のパチンコと比べて、遊戯の始めと終わり方以外は同じです。玉の投入や、払い出しの時間が短くなるので、遊戯の時間を増やせます。
スマパチは出玉獲得期待率が高い
一般的なミドル機の319分の1に対して、スマパチの大当たり確率は350分の1がほとんどです。
しかし、スマパチには「Cタイム」が新たに搭載されており、右打ち終了後や特定の条件下で、高い確率でボーナス当選のチャンスがあります。
そのため、継続率や出玉獲得の期待率は従来の機種よりも高くなっています。
Cタイプについての詳細は後述いたします。
スマパチのコンプリート機能
スマパチのコンプリート機能は、大当たり時の出玉数に上限を設定し、特定の条件下で最大出玉数まで達することを可能にします。
この機能により、大当たり時の出玉数を最大限に活用するチャンスを提供し、現在では約9万発まで獲得出来るようになっています。
スマパチのパチンコとの違い
スマパチは従来のパチンコ台と比べ、いくつかの違いや注意事項が存在します。それぞれ紹介いたします。
スマパチは騒音が少なく遊びやすい
パチンコ玉の排出は、打ち出される音が大きく騒音の原因となっております。
従来のパチンコ台と比べ、スマパチはパチンコ玉が排出されず、遊戯台でデジタル管理します。そのため騒音が少なく遊びやすい仕様となっているのです。
従来のパチンコ台に慣れている方は、パチンコ玉の排出音が少ないことに違和感を感じるかもしれませんが、遊戯台の迫力ある演出に集中できるため、遊んでいる間に慣れてきます。
【注意事項1】離席の時はICカードを取り出す
遊戯中に席を離れる時や、遊戯修了時はICカードの取り出しを忘れないようにしてください。
従来のパチンコ台ではパチンコ玉の実物数で監理しておりましたが、スマパチでは持ち玉の管理をICカードで行います。
ICカードはパチンコ玉やドル箱と比べ、コンパクトな分盗難にあいやすいので、しっかりと監理するようにしましょう。
【注意事項2】離席する時は遊戯中であることをわかるようにする
トイレや喫煙などで一時的に席を離れる場合は、遊戯中であることをわかるような対策が必要です。
ICカードを取り出した遊戯台は、パチンコ玉が無いため遊戯中かが分かりにくく、戻ってみたら他の人が遊戯していたというトラブルになりかねません。
遊戯中であることがわかるように工夫しましょう。
ホールによっては離席札が用意されているので、ある場合は活用しましょう。離席札がない場合は、イスに上着や物を置くなど、遊戯中である旨がわかるように工夫することをおすすめします。
スマパチのCタイムとは
Cタイムは、スマパチから搭載された新機能で、別名「C時短」とも表現されます内部的に低確率＆時短なし状態の場合にのみ突入する、C時短を活用した新機能です。
従来のパチンコ機種ではいずれも「約２０％の確率でボーナス当選が出来るチャンスが1回転ある」になっています。
しかし、スマパチは「右打ち終了後・朝イチ１回転目（RAMクリ後１回転目）に発動する確変への抽選」となります。
通常時「319分の1」仕様に対し、「5分の1のチャンスが１回転でも回せる」仕様になっているので、より多くの出玉が期待できる仕様となっています。
現状、Cタイムはスマパチにのみ搭載可能な機能です。
まとめ
スマパチは、伝統的なパチンコの魅力を保ちつつ、デジタル技術を取り入れた革新的な遊び方です。手が汚れない清潔さ・遊戯の透明性・メンテナンスの容易さが特徴です。また、より多くの出玉が期待できるCタイプの搭載も魅力的の1つです。
スマパチの登場により、パチンコは新たな時代へと進化を遂げています。
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