ダイナムはどんな会社？

株式会社ダイナムは東京都荒川区西日暮里に本社を構える、チェーンストア型パチンコホールを経営している企業となっています。

2016年5月現在、沖縄県以外の日本全国都道府県で444店舗を展開しており、この数はなんとパチンコホールチェーンとしては日本一の店舗数になります。

通常のダイナムブランドの他にも、低玉貸し専門の「ゆったり館」や「気軽さ・楽しさ・健康対策」をコンセプトとする低玉貸し専門店の「信頼の森」も展開しています。

ダイナムの基本情報

ダイナムの会社沿革

• 1967年 7月：佐和商事株式会社 設立(亀有店/金町店 開店)
• 1987年 11月：社名を株式会社ダイナムに変更
• 1989年 4月：新卒第1期 入社
• 1989年 10月：初の郊外型店舗、新発田店(新潟県)開店
• 1993年 10月：チェーンストア研究機関「ペガサスクラブ」加盟
• 1994年 8月：木造ローコスト標準店舗第1号店 江別店(北海道)開店
• 1996年 12月：北海道に初の統轄事務所を開設
• 1997年 7月：第1回決算アナリスト説明会開催
• 1997年 8月：社内研修施設「明志塾」(東京/北海道) 開設
• 1997年 12月：パチンコホール業界で初となる投資適格の格付け取得
• 1998年 3月：パチンコホール業界で初となる労働組合「ダイナムユニオン」結成
• 2001年 3月：伊豆高原保養・研修施設「天麗301伊豆高原保養所」開設
• 2001年 5月：本社ビル完成
• 2001年 8月：100店舗、高岡店(富山県) 開店
• 2004年 6月：200店舗、山口小野田店(山口県) 開店
• 2004年 8月：西日本大型研修施設「マリンピア豊浦 ダイナム研修所」(山口県) 開設
• 2006年 12月：江別店(北海道) 低貸玉営業(パチンコ2円/スロット10円) 開始
• 2007年 5月：1円パチンコ店「ダイナムゆったり館」の本格展開を開始
• 2008年 6月：「ダイナムゆったり館」100店舗を超える
• 2009年 3月：「信頼の森」構想を発表/「信頼の森」第1号店(ダイナム300店舗目) 秋田たかのす店(秋田県) 開店
• 2011年 9月：株式会社ダイナムホールディングスより新設分割し、株式会社ダイナムジャパンホールディングス設立
• 2012年 8月：株式会社ダイナムジャパンホールディングスがパチンコホールオペレーター企業として初の株式上場(香港証券取引所メインボード)
• 2015年 11月：株式会社ダイナムジャパンホールディングスが、夢コーポレーション株式会社をグループ化
• 2017年 4月：400店舗目、栃木小山喜沢店(栃木県) 開店
• 2017年 7月：創業日である7月25日(火)、恵比寿ガーデンホールにて「ダイナム創業50周年決起の集い」開催
• 2018年 1月：プライベートパチンコ機の新ブランド「ごらく」を発表

そもそもパチンコとは？

メビウスの主な事業として、パチンコホールの運営がありますが、そもそもパチンコの定義とはどのようなものなのでしょうか。

パチンコの定義、そしてパチンコホールの仕組みや市場規模について詳しく調べてみました。

パチンコの定義

パチンコとは、多数の釘を打った盤面にパチンコ玉をはじき入れ、特定の穴に入れることができると玉が払い戻される遊技のことです。

パチンコやパチスロができる機械は、『遊技台』と呼ばれます。
これは偶然性で勝ち負けが決まるギャンブルとは違い、玉を弾く強さやリールを止めるタイミングを決めるという技術介入性があることから、『遊戯』ではなく『遊技』という漢字を使います。

また、パチンコの対象年齢は風営法によって18歳以上と定められています。
18歳未満はパチンコの遊技禁止であることはもちろん、パチンコホールに入店することも禁止されています。
ちなみに、高校生は18歳であっても禁止の対象となる点には注意が必要です。

三店方式について

三店方式（さんてんほうしき）とは、『パチンコホール』、『景品交換所』、『特殊景品卸売業者』の三者を結び付けている仕組みです。

お客様は、まずパチンコホールで現金をパチンコ玉（もしくはスロット用のメダル）に交換し、遊技を行います。

遊技によって得られたパチンコ玉やメダルは、パチンコホールでカウントされ、出玉に応じてお菓子やたばこなどの通常景品もしくは特殊景品と交換することができます。

この特殊景品はお店によってさまざまですが、文鎮や火打石、ケース入りのコインなどが例として挙げられます。
この特殊景品をパチンコホールに卸しているのが『特殊景品卸売業者』です。

お客様は、パチンコホールとは別の建物にある『特殊景品交換所』にこの特殊景品を持ち込むことで現金に交換することができるという仕組みです。

パチンコ・パチスロ業界の市場規模

パチンコ・パチスロの遊技人口は950万人と言われています。
日本におけるレジャー業界の市場規模は全体が71.9兆円。
そのうちパチンコ・パチスロの市場規模は20.7兆円で、レジャー全体の市場規模の約3割を占めているということになります。

また、最近ではアニメや漫画作品とのタイアップも話題となり、エンタテイメントとしてパチンコ・パチスロ業界が担う役割は大きくなってきています。

知っておきたいパチンコ用語

メビウスは現在、主にアミューズメント部門での採用募集を行っています。

ここでは、パチンコホールで働く上で役に立つパチンコ・スロットに関するさまざまな専門用語を解説していきます。

こうした専門用語はお客様とコミュニケーションをとる上で必要不可欠なため、知らない単語があれば是非チェックしてみてください。

「島（シマ）」とは？

島とは、パチンコホールで遊技台が並んでいるその列を言います。
島に設置されるパチンコ台の台数は14台であったり20台であったり、ホールの大きさによってさまざまです。

ちなみに片側1列を「島」と言い、背中合わせの2列を合わせて「ボックス」と言うこともあります。

「1パチ」・「4パチ」とは？

「1パチ」や「4パチ」は、パチンコ玉を借りる単価を指しています。
一般的には「4パチ」と呼ばれる「4円パチンコ」が主流で、パチンコ玉1つあたり4円で借りることができます。

しかし、最近では1玉を1円で借りられる「1パチ（1円パチンコ）」を導入しているホールがかなり増えてきています。
通常の4パチと比べて投資額が1/4となり、パチンコを長く手軽に楽しむことができるため、初心者にもおすすめです。
1円パチンコの場合は、交換するときのレートも1/4となる点には注意が必要です。

また、1円パチンコで借りたパチンコ玉を、4円パチンコで使用することはできません。
故意に悪用すると犯罪となる可能性もあるため、従業員も十分注意しておく必要があります。

「大当たり」とは？

パチンコの「大当たり」とは、玉を打ち出して抽選を行うためのチェッカーに入れ、抽選で当たりを引くことを指します。

この抽選を行うためのチェッカーは、一般的に「スタートチェッカー」、「へそ」、「入賞口」と呼ばれます。

大当たり状態になると、「アタッカー」が開放され、このアタッカーに玉を入れることで多くの出玉を得ることができるという仕組みになっています。

「大当たり確率」とは？

パチンコで大当たりする確率は、機種によって異なります。

誤解している人も少なくありませんが、大当たり確率が1/300とすると、1回の抽選で当たる確率が1/300ということで、300回で必ず1回当たるというわけではありません。

1回目でも、2回目でも、300回目でも、常に1/300の確率で抽選しているため、理論上は、連続で当選することもあれば、300回目でも当たらないということも起こりうるということになります。
ちなみに、大当たり確率1/300で300回以内に大当たりを引ける確率は約63%です。

「ミドル」・「甘デジ」とは？

大当たり確率をタイプ別に分類した言い方で、「ミドル」、「ライドミドル」、「甘デジ」があります。

ミドルは、大当たり確率1/319前後のもので、確率が低くなる分大当たりでは多くの出玉が期待できるタイプです。

甘デジは、大当たり確率が1/100以下のもので、大当たりが発生しやすく初心者にもおすすめですが、大当たりした時の出玉は少ない点に注意が必要です。

ライトミドルは、確率的にミドルと甘デジの中間ものです。

「確変」とは？

確変とは「確率変動」の略で、大当たりが出る確率がアップしている状態を指します。

また、確変中は「電動チューリップ（電チュー）」がパカパカと作動しスタートチェッカーに玉が入りやすくなります。
この状態を、「電サポ」と呼ぶ人もいます。

「高設定」とは？

パチンコ台やパチスロ台にはそれぞれ「設定」が存在しており、設定が6に近いほど大当たり確率が高くなります。
一般的に、4以上の設定が高設定と言われ、1や2は逆に「低設定」となります。

設定はホールの売り上げを左右する重要なポイントとなるため、その設定内容は見た目からは全くわからず、従業員でもマネージャークラスなどごく一部の人間しか知ることはできません。

以前はパチスロにのみ存在するものでしたが、2018年の規則改正によってパチンコにも設定を設けることができるようになりました。

「データランプ」・「スランプグラフ」とは？

パチンコ台の上部に表示されている表示板が「データランプ」です。

データランプには、「当日の大当たり回数」、「過去の大当たり回数」、「現在の回転数」、「総回転数」などが表示されています。
この内容や表示の仕方はお店によってそれぞれ違いますが、だいたい同じ内容がわかるようになっています。

そして、データランプに表示される出玉の推移などをグラフにしたものが「スランプグラフ」です。

このスランプグラフから、調子の良い台や高設定の台を選別する、という攻略法を聞いたことがある人も多いかと思いますが、実際には完全確率抽選であるパチンコには絶対ということはないため、あくまでも参考とするための表示ということに注意が必要です。

ボタンやレバーの操作って何の意味があるの？

パチンコ台では、リーチ中に「PUSHボタン」や「レバー」を操作するよう指示されることがあります。

実は、こうしたボタンやレバー操作は遊技を楽しむための演出のひとつであり、抽選の結果には全く影響がありません。

しかし、操作することで専用の演出が登場し、追加要素を楽しむことができるというメリットがあります。

「時短」とは？

時短は、「時間短縮」の意味で、大当たりや確変の時のようにチェッカーに玉が入りやすい「電サポ」状態になることを指します。

確変中のように大当たりの確率がアップするわけではないため、その点には注意が必要です。

「遊タイム」・「天井」とは？

遊タイムは、パチンコで規定回数まで大当たりをしなかった場合に時短状態になる、というお助け要素です。
これは2020年から新しく登場した新システムであり、遊タイムが搭載されていない機種もあります。

そして、天井とは、パチスロでボーナスに突入せず規定ゲーム数に到達した場合にアシスト機能が発動するシステムです。
こちらも中には天井機能が搭載されていない機種もある点に注意が必要です。

ダイナムの求人・福利厚生・社風を紹介

ダイナムがどのような正社員採用の求人を出しているかご紹介します。

ダイナムは市場規模も大きい為、自分のライフスタイルに合った就業が可能のようです。

それぞれ内容をご紹介します。

新卒採用情報

パチンコ業界の業種

パチンコ業務といっても色々なものがあります。
ここではパチンコ店での業務をそれぞれ紹介します。

ホール・カウンタースタッフ

パチンコ店の業務といえばホールやカウンタースタッフを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

ホールスタッフは、店内を巡回しつつ開店準備を行い、閉店後には店内巡回で色々なチェックをして回ります。
業務中は常にインカムを付けているので、目の見えない場所や台でトラブルなどがあった場合や、お客様からの要望があればインカムで近くのスタッフにも伝えることが可能です。

ドル箱の交換や入れ替え作業なども業務に含まれます。

稀にスロットの目押しを頼まれることがありますが、スタッフは目押ししてはいけないルールになっているので、毅然として断りましょう。

カウンタースタッフは、カウンター内で景品交換を行うのが主な業務です。
その他電話対応・店内の案内・在庫管理・陳列なども行います。

正社員だけでなく派遣社員やアルバイトなど、立場に関係なく配属される仕事です。

パチンコ・スロット台設置スタッフ

新台の設置や他の台の場所変え・撤去などを行う業務もあります。
特にパチンコ・スロット店の新台入れ替えは短いスパンで行われるので重要な業務に入ります。

お店によっては毎回専門の業者に委託する場合もありますが、中にはパチンコ店のスタッフと一緒になって入れ替え作業をすることがあります。

パチンコ・スロット台はとても重いので基本的には男性スタッフが行うことが多いです。
スタッフが入れ替え作業を行う場合は、設置後に実際に操作をして確認作業も行います。
さらに、店内ポスターの張替え・座席のカバー取り換え・ポップの付け替えなど細かい作業も含まれます。

清掃スタッフ

清掃業務は主にホール内や駐車場・トイレといった決まった時間に決まった箇所を清掃するのが主な業務になります。
通常は1人または2人という少人数で仕事を行い。業務の合間には休憩をとります。

基本的に接客は含まれない仕事ですが、お客様によっては清掃スタッフも他のスタッフと区別しない人もいるので、たまに質問をされたりすることも。

その場合は少し待ってもらって、すぐにホールスタッフに連絡をしましょう。

パチンコ業界の待遇面

給与相場

パチンコ店の求人情報では正社員・パート・アルバイトどれであっても給与相場が記載されていることが多いです。

正社員の場合は月給20～25万円程度のところが多いです。
中には30万円近くのところもありますが、その場合は大抵「残業代込」であることが多いのでよく確認しましょう。

パート・アルバイトの場合は時給1,200円～1,400円程度のところが多いでしょう。
ただし、勤務態度・実績といった評価次第では基本時給よりも上がることがあるので努力次第ではもっと稼げます。

お店や状況によって時給や給料は大きく異なるので、目安程度に見ておくことをおすすめします。

勤務時間・休日・残業

基本的にパチンコ店では正社員の場合週休二日制を採用しています。
繁忙期などには休日出勤もありますが、その分の手当などはもらえます。

なお残業に関しては規定していることろと、残業した分だけもらえるところなど様々です。
転職の際には事前確認をお忘れなく！

福利厚生

正社員の場合、福利厚生はしっかりと保証されていることが多いです。

ただしアルバイトの場合は福利厚生があるところとないところがあるので事前に調べましょう。

勤務場所

正社員の場合は本社・支店のほかに店舗配属も多いです。
配属された店舗が家から遠い場合には近くのアパートや寮を借りる事になります。一度勤めたら数年はそこで詰めることが多いでしょう。

派遣社員やアルバイトの場合はパチンコ店の店舗が勤務場所になります。

パチンコ店勤務に向いている人

土日・遅番勤務ができる人は喜ばれる

パチンコ店はサービス業なので、基本的に平日よりも土日・祝日にお客さんが多いです。
そのため土日・祝日は人手不足になることも。

そのため、土日・祝日勤務ができる人は歓迎されます。

正社員の場合はまず出勤になることが多いですが、アルバイトの場合は面接時に土日・祝日の出勤が出来るかの確認を撮られます。
土日・祝日に全く出られない人は、採用において不利になる可能性があります。

またパチンコ店は基本的に早番と遅番の二交代制です。

早番は8時半から16時半もしくは17時までで、遅番は16時半もしくは17時から24時過ぎまでの場合が多いです。

子育て中の人や主婦をしている人は遅番に入ることが難しいので、遅番にも入れる人はより歓迎されます。

臨機応変に対応ができる人

サービス業では常に様々なトラブルが発生します。
急なトラブルには臨機応変な対応が求められます。

もしお客様からクレームがあった時にすぐに社員をインカムで呼ぶか、その場で自分が対応するかといった判断をしなければなりません。

パチンコが好き・プレイヤー

パチンコに限らず、遊技は「好き」「興味」がないとなかなか覚えられないものです。
スタッフ同士のコミュニケーションもそうですが、お客さんとの円滑なコミュニケーションの場合にも、パチンコが好きな人の方が有利です。

パチンコ雑誌やネットなどで情報を得たり、実際に自分が打って感覚を把握するのも重要です。

未経験だからといって絶対に不利なわけではありません。入社してから、覚える・勉強することで必要な知識などは身に付きます。

まとめ

いかがだったでしょうか？

パチンコ市場の中でも最大規模と言われるダイナムですが、社員への福利厚生の充実さや、研修・教育制度の手厚さ、社員の理念の統一化など行き届いている印象でした。

参考になれば幸いです。

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